給水配管の漏えい修理(サービス)

流し台の給水配管から漏えいしていたので 訪問時に修理を完了

材料費・作業費 すべてサービスとしました

こちらのお宅には 年配の方がひとりで住んでおられますが

かなり以前から漏れていたそうで ご自分でビニールテープをグルグル巻きにしています

巻いた当初は漏れてこなくなったそうですが その後徐々に漏れ始めて 最近は量が増えたので

常に水抜栓で止水した状態にして 使用時だけ水抜栓で開けていたそうです

それってかなり不便ですよね

訪問介護をご利用になっているようで 修理の依頼は役場からでした

でも依頼は「修理前の見積書の提出」です

当たり前ですし当然の手続きだと思いますが

その場合 ①訪問して修理箇所の調査 ②見積書を作成して役場へ提出 ③修理依頼が入ってから再訪問&修理

④請求書を提出 となります

この流れを完結させるためには 直接修理に関わる材料費・人件費は請求金額に反映可能ですが

それ以外に必要な間接的経費(書類作成等の人件費&お客様宅への2回訪問・役場への2回往復するための交通燃料費など)が発生します

今回のような「軽微な修理」の場合 その他経費部分が圧倒的に割合が多くなってしまうため

所定の手続きを踏むと数字に表れない 「実質的な赤字」になります

このパターンって意外と多く その積み重ねって 弊社のような小さな会社の場合は ジャブのように徐々に効いてきちゃいます

また 修理を終えるまではお客様にとって 不便な状態が継続するので こういう場合は弊社としてはそれは選択できません

なので冒頭に書いたように 「訪問時に即修理完了・請求金額ゼロ円」 としました


余談になりますが(批判ではありませんので誤解のないように解釈してください)

修理を完了してから ちょうど1か月過ぎたころに 役場から 「〇〇宅の修理の見積書はいつになりますか」と問い合わせが

ええええ 「依頼の日に訪問して修理は完了してますし 請求はしませんよ ヘルパーさんから連絡なかったんですか」

などのやりとりがありました

依頼の内容としては ヘルパーさんが「訪問先の水の使い方が不便なので利用者(お客様)のためにも修理したほうが良い」

というのがこちら側の解釈でしたし 訪問日はあらかじめヘルパーさんが来る日を指定されていたのですが 修理完了までに会うことができず

結果として 「請求しないのでこのまま修理をさせて下さい」という旨をお客様に直接説明して着手していました

なので完了後は 「この後ヘルパーさんが来たら 水は使えると伝えてください」としていたのですが

依頼を受けた以上 見積書も請求書も発生せずとも 弊社から役場へ連絡しておくべきだったと反省しています