水抜栓の修理に伺ったら・・・給湯機の取替も

昨年の冬のことでした
「水抜栓の上から漏れるようになったので修理して欲しい」という依頼でした
訪問してみると上部からチョロチョロと漏れて床が濡れていました
本来は屋外の止水栓にて閉止し シャフトを引き抜いて修理をしたいのですが
真冬です 止水栓があるところは屋根からの落雪が1m以上も積もっています しかも氷状
なのでその作業は断念しました
詳しく聞いてみると ある業者さんが水抜栓を操作したらしく その後漏れ始めたらしいです
困ったお客様が弊社へ連絡してきた という流れです
ということは自然に漏れ始めた訳ではないので 操作すると止まるかもしれない と思い
何度が 出水・止水を繰り返してみると 見事にピタっと止まりました
メーター器で確認も漏れはなし 目視でも漏れはなし 水抜きするとしっかり抜けてくれます
お客様は一度も操作したことのない水抜栓を 今回その業者さんが操作したことにより
一番上のピストンOリングに傷がついた あるいはたまたまサビが引っ掛かった
ことにより上部へ漏れてきたのでしょう それを止めることが出来た
お客様へはその旨を説明して 春になり雪が融けたら修理をしましょう ということで終わっていました
この時には修理費用負担なし サービスです(修理が完了したわけではないので)
真冬
別件で修理に伺った際にも「春になったら修理しましょうね」
とお互いに確認して ご夫婦ともに安心しておられました
そして今春
雪解け後 そろそろ修理が出来そうになったので訪問してみると
「あの後は一度も漏れてこないのでこのまま様子を見たい なので修理しなくて良いです」ということに
しかし今回
「もしも冬に留守にすることがあったら きちんと水抜き出来るか不安なので見て欲しい」との連絡が入り
本日 朝いちで訪問すると
「給湯機から水漏れしているのを今朝見つけたので取替えて欲しい 今日できる?」と思いがけない依頼です
お客様のご希望とおり 即日取替完了
さらに水抜栓の修理も無事完了です
その都度 お客様のご希望に寄り添った対応をしていると
思いがけない展開になることもありますね
しみじみそう感じた一日でした








