「水圧が弱い」を改善

「とにかく水圧が弱い 流し台横の水抜栓に減圧弁が付いているが 取り外しても良いか」との相談があり
「直圧タイプの給湯機であれば問題はないが 地域の水道圧が直にかかるので水栓器具等に多少の影響がでます また減圧弁のストレーナが詰まっている可能性があるので 調査が必要」 等説明し 依頼があったので訪問です
付いていたのは減圧弁ではなく 定圧弁でした 二次側を一定の水圧に保つための弁です
確認すると 混合栓経由はかなり弱いです すぐ横の単水栓は少しだけ多く出ますがこれもかなり弱いです
シャワー系統も弱い つまり給水の元に取り付けている定圧弁の問題であることがわかります
一度取り外して確認してもサビやゴミ等の詰まりはありません
お客様と相談しながらの作業でしたが 配管を直結して通水してみることに
なんと 勢いが全く違います 単水栓の吐水口が水圧で持ち上がるほどです
定圧弁のシールには2006年製とあります
こちらは借家なのですが 何年か前のリフォーム時に水抜栓は立替えしているが定圧弁はそのまま再利用しているようですね
さらに給水・給湯配管はすべて15.88銅管 細いですね 水圧の問題もありますが 15.88では流量が少ないです
今まで 洗濯機使用時には流し台ではほぼ出ないそうです
今回は配管を直結した状態で使用することになりました
もしも今後 再度定圧弁を取り付けることを想定して 配管接続の継手を選定しています
※定圧弁の撤去前 水圧が弱い状態の写真を撮り忘れていました


