焙煎中の温度上昇による豆の変化

焙煎とは簡単に言うと 生の珈琲豆に熱を加えていき 目指す温度で煎り上げる作業です

この煎り上げる温度により豆の色はどんどん変化していくのですが

シエスタでは浅煎り~深煎りまで 次のような温度で煎り上げています

190℃・195℃・202℃・205℃・208℃・212℃・215℃・220℃

今回は 生豆がどの段階でどれくらい変化していくのかをお伝えしようと思います


また煎り上げるタイミングは「色の変化」ともうひとつ重要なのが「音」です

焙煎を進めていき深煎りまで行う場合は途中で2回豆が爆ぜる際に音を発します

1回目は 水分が抜け収縮した豆の内部で発生した蒸気や二酸化炭素などのガスが膨張して豆が耐え切れなくなった時に

破裂する音で「バチッバチッ」といった大きめの音で「1ハゼ」といって 約177℃~192℃まで続きます

2回目は 水分がさらに抜けて脆くなった豆の組織そのものが内圧によって破壊される時に出る音で「チリッチリッ」といった

細かく小さめの音で「2ハゼ」といって 約197℃~210℃まで続きます


以上の「色」と「音」の変化を確認しながら決めた温度で煎り上げていきます