ドリップするときの珈琲豆の計り方考察 その1
はじめにお伝えしておきますが 「何が正解か間違いかを検証するものではありません」
こんなにも違うんですよ ということを書いてみたいと思います
みなさんはご自宅などでハンドドリップ(コーヒーメーカー)で珈琲を淹れるとき
どういった方法で豆の量を計っていますでしょうか
◇計量スプーンですりきり1杯とか1杯半とか ◇キッチンスケールでグラム数を計る ◇スプーンなどで目分量
などいろいろな方法があると思います
計り方の方法と併せて 浅煎りと深煎りで違いがあるのか 豆の状態と粉の状態で違いはあるのか
さっそくその違いについて検証してみましょう
今回の検証で使用した豆は
A イルガチェフェ 浅煎り(190℃)
B シエスタブレンド 中深煎り(205℃)
C インパクトブレンド 極深煎り(220℃)
①最初の検証は 豆の状態で軽量スプーン1杯で何グラムなのか
◇結果 一目瞭然ですね「重さは浅煎りは重く深煎りは軽い・焙煎度合でこんなにも違う」です
②次の検証は これを粉にしてみましょう(どれも中挽き)
◇豆の状態ではスプーンの上面と平らだったのに粉にすると山盛りになりました
アップで見てみましょう
山盛りだけではなく下のカップにまであふれていますね
その量は イルガチェフェは少し シエスタブレンドは中くらい インパクトブレンドは多い
◇結果 豆の状態で同じ計量スプーン1杯でも粉にすると 「体積は浅煎りよりも深煎りのほうが大きい」です
③次の検証は 粉の状態で軽量スプーン1杯で何グラムなのか ※①と②の総合的検証になる
※左側のカップにある粉は②の検証からスプーンすりきり1杯にした時の余りです
◇結果 「豆と粉の状態では同じ1杯でも粉にするとそれぞれ1gずつ軽くなる」です
どうでしたか こんなにも違いがあるなんてという結果になりましたね
普段ご自宅で珈琲を淹れるときの参考にしてみてください
ということだけで終わりではありあせん この違い じつは皆様のお財布事情にも関係あるんです
それは次回の記事で書いてみようと思います