新豆の紹介 ゲイシャ ジナブ農園

「エチオピア カッファ ジナブ農園 ゲイシャG3 ナチュラル」

本日の焙煎中に新しい豆が届いたのでさっそく焙煎しました

生豆の状態を確認 こちらの豆も「ゲイシャ独特の香り」がします

焙煎後の「芳醇な香り」からは想像もつかないほどの 生感がハンパなく 刺激が強いのがゲイシャの特徴のひとつです

ですが 焙煎中に漂う香りは何とも言いようがないほどの「芳醇さ」満点です

煎り上げ温度は 195℃ ハイローストです

[農園と豆の紹介]

エチオピア南西部に位置するカッファ(kaffa)地方は 一説にはコーヒー発祥の地とされ 「コーヒー」の語源であるアラビア語 「qahwah」はこの地名にちなんでいると言われています

ここはアラビカ種の発祥の地でもあり 他のすべてのアラビカ種コーヒー樹木の母でもあります

海抜 1400~2100 メートルの深い自然林の真ん中で 栽培も維持もされていないコーヒー樹木が 現在でも原生している大変貴重な地域です

農園主と同じ名前のジナブ(Zinabu)とは 現地では雨を意味する言葉で 雨期の到来が一年の作物とそれを栽培する大地の人々の生活を左右するエチオピア高原では 希望と繁栄の兆しなのです

農園主のジナブ・アバメッカ氏(Zinabu Abamecca)は父親から農園を引継いだ後 更に土地を購入しコーヒー生産を拡大していきました

農園を大きくすることで地域の雇用を生み 子供たちの健全な成長と教育機会を増やす取り組みを行っており 地域社会貢献の面でも地元では有名な人物です
エチオピアでは多数の小農家のコーヒーチェリーが 周辺ウォッシングステーションに持ち込まれるフローが一般的ですが ジナブ氏のコーヒーは自身の農園で栽培と収穫が行われ 更に彼の保有するウォッシングステーションでプロセスが行われます

それ故一気通貫で品質面でも高いパフォーマンスを誇るテイストは 充分なモカフレーバーと完熟フルーツの甘さに加え 質感の良さを表現するクリーンさが非常にバランスよく共存しているコーヒーです

地  域 : エチオピア南西部諸民族州カッファ地方シェカ県 ギンボ トゥラ村

農  園 : ジナブ農園

標  高 : 約1,850m~1,900m

品  種 : ゲイシャ

収穫時期 : 11月~1月

精製方法 : ナチュラル

乾燥方法 : 天日乾燥(アフリカンベッド)

 ※matsuyacoffee様 HPより抜粋(参照)